パニック障害の患者が増えて行く一方、家族(またはパートナー)がパニック障害の場合どう向き合っていけばよいのだろうと悩んでいる人も多いでしょう。
出来る限りの事をしてあげたいけれど、どうすればよいのか分からないというのが本音だと思います。
そういう場合、まず初めに「パニック障害」とはどういう病気なのかを理解しましょう。パニック障害は、本人は辛い症状ですが上手く理解してもらえず、そこが苦しい点でもあります。
パニック障害になった事のない人には理解出来ない症状も多いでしょうが、家族(またはパートナー)と闘病に立ち向かう事が大切です。
患者とは出来るだけ自然に接する事が必要です。そして出来れば一緒に病院に行き、診察も一緒に受け、医師の話を一緒に聞き、一緒に病気と闘っていくという気持ちを持つ事が大切です。
そうする事により、患者も強い味方が側にいてくれるという安心と自信で治りが早くなるでしょう。
パニック発作が起きた際は、楽な姿勢を取らせて大きく深呼吸させます。そしてずっと手を握り安心させる声をかけてあげましょう。背中をさすってあげる事も効果的です。
大切なのは、パニック発作を起こしている時、周囲が取り乱す事なく「大丈夫」と声を掛ける事です。
パニック発作を起こしている本人は死に直面するほどの恐怖に襲われていますが、死ぬことは無いと理解して対処する事がポイントです。
過呼吸の場合は、紙袋やビニール袋を口に当て血中の二酸化炭素濃度を上げるのが必要なので、ペーパーバッグ法といって吐いた空気を吸わせる行為を繰り返すようにしましょう。
患者が自信を取り戻せる時が来るまで、協力してあげましょう。
パニック発作が起きた際
パニック発作が起きた際は、楽な姿勢を取らせて大きく深呼吸させます。そしてずっと手を握り安心させる声をかけてあげましょう。
背中をさすってあげる事も効果的です。大切なのは、パニック発作を起こしている時、周囲が取り乱す事なく「大丈夫」と声を掛ける事です。
パニック発作を起こしている本人は死に直面するほどの恐怖に襲われていますが、死ぬことは無いと理解して対処する事がポイントです。
過呼吸の場合は、紙袋やビニール袋を口に当て血中の二酸化炭素濃度を上げるのが必要なので、ペーパーバッグ法といって吐いた空気を吸わせる行為を繰り返すようにしましょう。患者が自信を取り戻せる時が来るまで、協力してあげましょう。
パニック障害の症状に対しての接し方
99パニック障害の家族、友達、会社の部下など、どのような接し方をしていいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし基本的には普通に接することが大切です。いつも通り普通に接することが一番良いと言われています。逆に一番良くないことは気を使いすぎることなのです。
どうしても回りの人は精神疾患の人を前にすると、どんなことで傷ついてしまうか腫れ物に触るような気持ちになってしまいます。でもそれが一番良くないことなのです。
パニック障害の患者さんは不安によって発作を起こし悪化します。そのために不安を感じさせないことだけ注意しましょう。他は普通に接していれば問題ありません。
パニック障害を持っている本人は、「みんなに迷惑をかけちゃって申し訳ない」「自分のせいで迷惑かけている」というふうにいつも思っています。
この思いはもちろん安心感が持てる状態ではありませんね。だからこそ、特に気にもしていないという態度が本人のためになるのです。
ではパニック発作が出たときには、どのように接したらいいのでしょう。その発作を見て回りの人も焦ってしまいますが、そこで焦らないことが重要です。
安定感のある声で、「大丈夫よ、深く吸って、吐いて、鼻から吸って、口からゆっくり吐いて」と呼吸法を指示するようにしましょう。
ただし、「大丈夫だからね、大丈夫よ、大丈夫だからね」と大丈夫の連呼は逆に焦りを感じさせてしまいます。まず人ごみのところなら、ちょっと人の少ないところに寄せてあげましょう。
そして安心感を与えることだけを考えます。また薬を持っている場合もあるので、「お薬ある?どこにある?出してあげるからね」ということなど、できることをやってあげましょう。
しかし、ここでもすべて言葉はゆっくり安定感のある発することを忘れないように。最悪なことは回りの人が「大丈夫?」と不安げに本人に聞いてしまったり、「どうしよう……」と焦りを表わすことなのです。